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100年前の日系移民作家と現代アーティストが交差!京都国立近代美術館で「Reorienting」展開催

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報道発表
本展ビジュアル(プレスリリースより)

京都国立近代美術館で、現代アーティスト荒木悠の作品と、約100年前に活躍した日系移民作家たちの作品が共演する特別展「キュレトリアル・スタディズ16:荒木悠 Reorienting ―100年前に海を渡った作家たちと―」が2025年10月7日から12月7日まで開催される。

本展では、3歳でアメリカに渡り、現在も国際的に活躍する荒木悠の新旧作品と、京都国立近代美術館のコレクションから選ばれた国吉康雄、石垣栄太郎、野田英夫という3名の日系移民作家の作品が展示される。荒木の作品4点(うち1点は本展初公開の新作)と、当館所蔵の日系移民作家の写真と絵画14点が一堂に会する貴重な機会となる。

展示では、「Reorienting(再方向付け)」をテーマに、文化間の邂逅や摩擦、歴史の奥に潜む物語の層を探る。約100年前の日系移民作家たちが直面した戦争や不況、分断の思考と、現代の状況を重ね合わせることで、私たちの現在地と進むべき方向性を考えるきっかけを提供する。

また、本展に合わせて、荒木悠のアーティスト・トークや、インスタグラムでのライブ配信によるギャラリートークなど、関連イベントも予定されている。さらに、展覧会の詳細を収録したミニカタログも11月中旬から販売される。

美術ファンはもちろん、異文化交流や移民の歴史に興味がある方にもおすすめの展覧会。現代と過去の作品が織りなす独特の世界観を、ぜひ京都国立近代美術館で体験してほしい。

開催期間中の金曜日は夜間開館も実施されるので、仕事帰りや週末のお出かけにも最適だ。入場料は一般430円、大学生130円、高校生以下と65歳以上は無料。この機会に、アートを通じて時空を超えた対話を楽しんでみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001010.000047048.html