デジタルマーケティング業界に新たな風を吹き込む注目のイベントが始動した。日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構（DMI）と一般社団法人Interactive Communication Experts（I.C.E.）が共同で開催する「U35 Creative & Communication Award 2025（U35 C&CA）」の募集が9月4日より開始された。

このアワードは、35歳以下の若手ビジネスパーソンを対象に、実践的な企画力と課題解決能力を競う場を提供するものだ。参加者は、実際の企業から提示される具体的な課題に対し、創造的なアイデアと戦略的なコミュニケーション案を企画書形式で提出する。

今回の課題提供企業は株式会社サンリオ。同社のサービス「Sanrio＋」のアクティブユーザー増加と、ファンの"好き"を育てる施策の提案が求められている。最優秀賞には10万円、優秀賞には5万円の賞金が用意されており、若手クリエイターにとって腕試しの絶好の機会となっている。

本アワードの特徴は、単なるコンテストにとどまらない点だ。マーケティングとクリエイティブの両分野で活躍する若手同士の交流の場としても機能し、業界の垣根を越えた新たな価値創造を促進することを目指している。また、座学や通常の職務では得られない実践的なスキルを磨く機会としても注目を集めている。

応募期間は10月14日正午まで。日本在住の35歳以下であれば、職業や国籍を問わず誰でも参加可能だ。詳細は公式サイトで確認できる。

デジタルマーケティングとクリエイティブの分野で、次世代を担う人材の発掘と育成に向けた本アワードの今後の展開に、業界からの期待が高まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000077356.html