二子玉川で妖怪たちが大暴れ!多摩美大生が仕掛ける驚きの広場演劇『はいしゃっく』
- タグ
- 報道発表


二子玉川の街が、一風変わった妖怪たちの舞台に変貌する。多摩美術大学と二子玉川ライズが手を組み、地域連携アートプロジェクト「タマリバーズ」の第14回目となる広場演劇『はいしゃっく』を2025年10月11日・12日に開催する。
今回の演目は、二子玉川を流れる川そのものを舞台に見立てた物語だ。3人の童が妖怪たちと共に"川の記憶"を巡る旅を繰り広げる。ミュージカルと歌舞伎の演出を融合させ、クライマックスには全キャストによる圧巻の「百鬼夜行」パフォーマンスも披露される。
注目すべきは、この公演が多摩美術大学の学生たちによって企画から演出、衣装、美術に至るまで全てが手がけられていること。さらに、二子玉川の保育園に通う子どもたちと共に会場演出を作り上げるなど、地域との連携も深めている。
公演を盛り上げるサブイベントも充実。学生作品を販売する「たまたまマーケット」や、フェイスペイントで妖怪に変身できる「お顔をはいしゃっく」ワークショップなど、演劇以外にも楽しめる企画が目白押しだ。
『はいしゃっく』という言葉には、「ハイジャック」と「拝借」を掛け合わせた意味が込められている。使い終わった思い出の詰まったものを新しく作り変えて返すという概念で、舞台で使用される道具や衣装にも取り入れられているという。
二子玉川ライズのガレリアで開催されるこの無料イベントは、予約不要。1日3回、各回約45分の公演が行われる。アートと地域が融合した、唯一無二の世界観を体験できる貴重な機会となりそうだ。
「美大のあるまち」二子玉川から発信される、この斬新なアートプロジェクト。妖怪たちと共に、思い出の旅に出かけてみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000162228.html