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世界のトップダンサーと未来のスター共演!「バレエアンサンブルガラ2025」が魅せた圧巻のステージ

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報道発表
「パリの炎」よりグラン・パ・ド・ドゥ(プレスリリースより)

大阪で開催された「バレエアンサンブルガラ2025・大阪公演」が、観客を魅了する華やかなステージで幕を閉じた。国内外で活躍するプロバレエダンサーと、プロを目指す若手ダンサーたちが共演し、バレエの魅力を存分に披露した。

第1部の「Ballet Gala Concert」では、世界的に有名な作品からの抜粋が次々と披露された。「パリの炎」のグラン・パ・ド・ドゥでは、岡村美歩と森川礼央が革命の魂を体現する圧巻のパフォーマンスを見せ、会場を高揚感で包み込んだ。「ドン・キホーテ」では、橋本有紗とRafael Urazovが息の合った動きと華麗なテクニックで観客を魅了した。

注目を集めたのは、この公演のために創作された「The lost memory」。Veronica Segovia Torresによる繊細な表現力が光る、記憶と感情をテーマにしたソロ作品だ。また、「スパルタクス」では富村京子と藤野暢央が、切ない愛と希望を美しく力強く表現し、観客の心を揺さぶった。

第2部では「くるみ割り人形」が上演され、プロダンサーと一般共演ダンサーが一体となって舞台を彩った。英国ロイヤルバレエ団の小林愛里と中尾太亮をはじめとするプロダンサーたちが、若手ダンサーたちをリードしながら、華やかな「お菓子の国」の世界を繰り広げた。

特筆すべきは、一般共演ダンサーたちの成長だ。オーディションで選ばれた彼らは、短期間のリハーサルで驚くべき進化を遂げ、プロダンサーと遜色ないパフォーマンスを披露した。演出・構成・振付を担当した富村京子と藤野暢央の指導力も光り、若手ダンサーたちの潜在能力を最大限に引き出した。

「バレエアンサンブルガラ」は、プロと未来のスターが共に創り上げる特別な舞台。今回の公演は、バレエの魅力と若手ダンサーたちの可能性を存分に感じられる、感動的なイベントとなった。来年の公演も、バレエファンにとって見逃せない注目の舞台となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000407.000083890.html