ホテル客室が怪談の舞台に!スマホ1台で楽しむ新感覚イマーシブ体験「変な部屋」が全国で実証実験開始
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ホテルの一室が、あなただけの物語の舞台に変わる――。株式会社モッチハックと一般社団法人関西イノベーションセンターが共同で、ホテル客室を使った新感覚のイマーシブサウンドアトラクション「変な部屋」の実証実験を開始した。この斬新な取り組みは、宿泊客のスマートフォンとイヤホンだけで、没入感あふれる怪談体験を提供する。
「変な部屋」は、モッチハックが独自開発したイマーシブ3Dサウンドソリューション『imavo™︎(イマーボ)』を活用している。従来のVODサービスやスマホコンテンツ視聴とは一線を画し、音の方向・距離・人間の存在感・臨場感が圧倒的な没入感を生み出す。これにより、ホテルという非日常的な空間での新しい楽しみ方を創出している。
実証実験は2025年7月19日から開始され、全国約2,300室のホテルで実施される。参加ホテルには、池袋サンシャインシティプリンスホテル、富士山三島 東急ホテル、渋谷 エクセルホテル東急、京都 東急ホテルなど、日本各地の有名ホテルが名を連ねている。
コンテンツは、怪談師・城谷歩氏が脚本を手がけた日本文化ならではの「怪談」をテーマにしたイマーシブサウンドノベルゲーム。体験者は主人公となって物語を進めるゲーム形式と、選択肢なしで物語を楽しむノベル形式の2種類から選べる。さらに、インバウンド観光客向けに英語字幕付きの体験も用意されている。
注目すべきは、人気アイドルグループ「高嶺のなでしこ」のメンバー城月菜央さんや、北海道旭川市のご当地VTuber「旭川ユカラ」さんとのコラボレーション企画だ。特別プロモーション動画やデジタルガチャ、観光ラリーなど、多彩な展開で「変な部屋」の魅力を伝えている。
モッチハック社は、この実証実験を通じて宿泊・観光体験の付加価値向上や新規顧客層の開拓、さらには体験アトラクション型ビジネスモデルの確立を目指している。将来的には、アーティストやアイドルLIVEとのコラボによる部屋でのイマーシブLIVE体験など、ホテルを単なる宿泊施設から「推し活」の舞台へと進化させる構想も描いている。
スマートフォン1台で楽しめる手軽さと、最先端技術がもたらす没入感。「変な部屋」は、ホテル業界に新たな風を吹き込む可能性を秘めている。この革新的なサービスが、日本の観光産業にどのような変革をもたらすのか、今後の展開が注目される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000153665.html