メイクアップアーティストのイガリシノブ氏が手掛けた『わたしもまわりも笑顔になる 小学生のメイク本』が好評を博している。昨年12月に発売されたこの本は、早くも4刷重版が決定。Amazon人気ギフトランキングでも1位を獲得するなど、注目を集めている。

本書の特徴は、小学生向けのメイクを「メ育」（メイク教育）という観点から捉えている点だ。イガリ氏は2人の娘を持つ母親でもあり、プロの視点と親の視点を融合させた内容となっている。皮膚科医やネイリストの監修も受け、未熟な肌を守りながらメイクを楽しむ方法を提案している。

近年、小学生の間でコスメが人気のプレゼントとなっており、SNSの影響もあってメイクへの関心が高まっている。本書は、そんな子どもたちの好奇心を否定せず、正しい知識と楽しさを伝える「新しい常識・マナー」として受け入れられているようだ。

イガリ氏は「今の小学生・中学生たちはほんとに可愛い。『やってみたい』という前向きな姿が可愛いんです」とコメント。メイクを通じて自信をつけ、チャレンジ精神を育むことの大切さを強調している。

さらに、4刷重版を記念して2025年秋バージョンの新作「小学生メイク」の発表も予定されている。親子でメイクについて学び、コミュニケーションを深める機会として、この本が活用されることが期待される。

メイクは単なる外見の変化だけでなく、自己表現や創造性を育む手段としても注目されている。イガリ氏の提案する「メ育」が、これからの子どもたちの成長にどのような影響を与えるのか、今後の展開が楽しみだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007640.000001719.html