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デザインとものづくりの融合で日本の新価値を世界へ - 大阪・関西万博で22の挑戦的プロジェクトが始動

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報道発表
「Co-Design Challenge Pitch #4」イベントレポート「デザイン × ものづくりで日本の新しい価値を世界に広げる」――これからの日本のくらしをつくる22の挑戦――(プレスリリースより)

2025年大阪・関西万博の会場で、日本のデザインとものづくりの力を結集した22の革新的なプロジェクトが始動した。9月4日に開催された「Co-Design Challenge Pitch #4」イベントでは、4つの事業者が未来の日本の暮らしを形作る挑戦的な取り組みを発表した。

このイベントは、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が主催する「Co-Design Challenge」プログラムの一環として行われた。同プログラムは、万博を契機に様々な分野のプレイヤーとの共創により、社会課題の解決や未来社会の実現を目指す新たな製品やサービスの開発を促進している。

登壇した4事業者の取り組みは以下の通り:

  • 株式会社colourloop:廃棄衣料を色で分別・循環させ、3000枚分のTシャツを再利用したベンチを開発
  • カナデビア株式会社:資源循環に貢献するスマート回収箱と子ども向けSDGs学習アプリを制作
  • 一般社団法人サスティナブルジェネレーション:100%リサイクル可能な強化段ボール製の革新的な展示台を設計
  • 株式会社ドッツアンドラインズ:一枚板から99%の歩留まりで製作するチタン製の椅子を開発

これらのプロジェクトは、廃棄物削減、資源循環、地域産業振興など、様々な社会課題の解決に挑戦している。同時に、日本のものづくりの技術力とデザイン力を世界に発信する役割も担っている。

ナビゲーターを務めた小西利行氏と倉本仁氏は、これらのプロジェクトが単なる製品開発にとどまらず、社会課題解決への貢献や、万博後の展開も見据えた取り組みであることを評価した。

Co-Design Challenge Pitchの最終回となる第5回は9月22日に開催予定。コクヨ株式会社、&SPACE PROJECT、株式会社友安製作所の3事業者が登壇し、さらなる革新的なプロジェクトが発表される予定だ。

これらのプロジェクトを通じて、2025年大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、持続可能な社会の実現に向けた具体的な取り組みを世界に発信していく。日本のデザインとものづくりの力が、未来社会の課題解決にどのようなインパクトを与えるか、今後の展開が注目される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000154689.html