人気イラストレーターMika Pikazo氏をクリエイティブディレクターに迎え、短歌とイラストを融合させた新しい形の展覧会「感情展-短歌で詠み、イラストで描く-」が、2026年2月13日から3月29日まで角川武蔵野ミュージアムで開催されることが発表された。

この展覧会は、短歌とイラストという一見異なる表現手法を通じて「感情」をテーマに据えた作品群を展示する。近年SNSを中心に若い世代の間で広がりを見せている現代短歌ブームを背景に、10代〜20代、さらには海外からの来場者にも短歌の魅力を伝えることを目指している。

展示に先立ち、ピクシブ株式会社の協力のもと、「短歌から描くイラストコンテスト」と「イラストから詠む短歌コンテスト」が9月10日より開催される。受賞作品の一部は「感情展」会場でも展示される予定だ。

Mika Pikazo氏は、ディズニーや任天堂のキャラクターデザイン、VTuberのデザインなど、幅広い分野で活躍するイラストレーター。今回の展示では、「短歌」と「イラスト」という二つの表現手法に共通する「感情」にフォーカスを当て、来場者自身の感情と向き合うきっかけを提供する。

本展は、日本の文化芸術振興を目的とした国家プロジェクト「日本博2.0」の委託事業として実施される。また、KADOKAWAが推進する「武蔵野回廊プロジェクト」の一環でもあり、ポップカルチャーと地域文化の融合を目指す周遊型アートフェスティバル「Pop Over Musashino」の第2弾として位置付けられている。

感情をテーマに短歌とイラストが織りなす新しい世界観を体験できる「感情展」。伝統と現代が交錯する斬新な試みに、アート愛好家たちの期待が高まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000017692.000007006.html