銀座の和光で開催!松原賢の個展「生々流転」が魅せる、水の一生と人生の壮大な物語
- タグ
- 報道発表


銀座の中心地にある和光で、注目の美術展が開催される。10月9日から19日まで、セイコーハウスホールにて美術家・松原賢氏の個展「生々流転」が行われる。この展覧会は、松原氏の画家としての軌跡を辿る貴重な機会となっている。
展示のテーマは、日本画家・横山大観の水墨画『生々流転』からインスピレーションを得たものだ。雨の一滴が渓流となり、やがて大河となって海に注ぎ、最後には天に昇る飛龍になるという、水の一生を描いた壮大な自然観が基調となっている。
松原氏は、この壮大なテーマを自身の作品に昇華させ、初期から現在に至るまでの創作活動を振り返る。展示される作品は30点以上に及び、伝統的な技法から現代アートまで幅広いスタイルが楽しめる。
注目の作品には、「日月空海」という四曲一双の屏風がある。これは松原氏が室戸岬で体験した空海の風景を描いたもので、波濤に日輪と月が描かれた圧巻の作品だ。また、「景(けい)」という作品では、自然の中に分け入ることで生まれた心象風景が表現されている。
さらに、「涿(たく)」という作品では、雨の一滴が水面に落ちる瞬間から始まる生々流転の様子が描かれており、松原氏の繊細な筆致が光る。
本展では、10月11日に美術評論家・森孝一氏を迎えてのギャラリートークも予定されている。美術ファンにとっては見逃せない機会となりそうだ。
入場は無料で、営業時間は11時から19時まで。最終日は17時までとなっている。美術愛好家はもちろん、自然の神秘や人生の哲学に興味がある方にもおすすめの展覧会だ。銀座の街を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000301.000025779.html