衝撃の黒猫ミステリー賞受賞作!トラウマ少女の復讐劇『時計は二度凍らない』が読者の心を凍らせる
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ミステリー小説ファンに朗報だ。第3回「黒猫ミステリー賞」の受賞作『時計は二度凍らない』が、2025年9月16日に株式会社産業編集センターから刊行される。魚崎依知子氏の渾身の一作が、240件もの応募作品の中から見事栄冠を勝ち取った。
本作は、殺人事件で親友を失い、心に深い傷を負った少女・志緒の物語だ。小学6年生で身体の成長が止まってしまった彼女が、高校生になり人生を取り戻そうとした矢先、再び悲劇に見舞われる。親友の妹が何者かに連れ去られたのだ。
物語は、4年前の事件との共通点を示唆する小児科医「トーマス」こと戸増の存在や、現場に残された指紋の一致など、謎めいた展開で読者を引き込む。志緒と友人たちが事件の真相に迫っていく過程は、まさに息をのむ展開の連続だ。
審査員を魅了したのは、登場人物たちの心の機微を巧みに描き出す魚崎氏の筆力だ。極寒の中で耐え忍び、雪解けとともに芽吹く草花のような結末は、読者の心に深く刻まれることだろう。
『時計は二度凍らない』は、ミステリーファンはもちろん、人間ドラマを楽しみたい読者にもおすすめの一冊だ。360ページに及ぶ本作は、定価1,700円(税別)。Amazon、楽天ブックスなどの主要書店で予約受付中だ。
さらに、産業編集センター出版部のnoteでは、本作の冒頭15ページ分の試し読みを公開中。高校入学から1週間後、ゴミ捨てに行った志緒の前に突如現れる「黒い何か」の正体とは? 気になる読者は、ぜひチェックしてみよう。
なお、第4回黒猫ミステリー賞の応募締切は2025年9月25日。ジャンルや設定にとらわれない、自由で大胆な発想のミステリー小説を募集している。プロアマ問わず、個性豊かな作品の応募をお待ちしているとのことだ。
ミステリーファンにとって、今後目が離せない注目の文学賞となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000021463.html