宝塚市が仕掛ける新感覚アート体験!「もーやんのオープンアトリエ」で元永定正の世界に没入
- タグ
- 報道発表


宝塚市文化財団が、アーティスト・元永定正(もーやん)をテーマにした画期的な参加型アートプロジェクト「もーやんのオープンアトリエ」を2025年10月3日から11月3日まで開催する。会場となる宝塚市立文化芸術センターが、単なる美術館から創造的な交流の場へと変貌を遂げる。
元永定正は、独特の色彩感覚とユーモアで知られる宝塚市ゆかりの芸術家だ。本企画では、シルクスクリーン技法による版画を中心に、約30点の作品が展示される。鮮やかな色彩と幾何学的な形が織りなす空間は、観る人の身体感覚に直接働きかけ、会場全体を軽やかに変容させる。
本プロジェクトの最大の特徴は、来場者と共に作り上げる「オープンアトリエ」空間だ。公募された椅子が会場を彩り、訪れた人々はそこに座って作品と向き合い、語らい、自らも創作活動を楽しむことができる。アートを「鑑賞するもの」から「共に楽しむもの」へと昇華させる試みだ。
さらに、会期中には造形、音楽、ダンスなど様々な分野のアーティストが会場に滞在。子どもから大人まで自由に参加できる関連プログラムも用意されている。「アーティスト・イン・オープンアトリエ」では、地元アーティストが来場者と交流しながら創作を行う。また、トーク&レクチャーシリーズでは、元永定正の作品への理解を深めるとともに、参加者同士で語り合う「おしゃべり鑑賞会」なども開催される。
本企画は、美術作品の展示にとどまらず、空間全体を「開かれたアトリエ」として提示。芸術を遠い存在ではなく、日常の中に息づくものとして体感できる貴重な機会となりそうだ。前売りチケットは800円、当日券は1,000円。高校生以下は無料で入場できる。
宝塚市が仕掛ける新感覚のアート体験。元永定正の遊び心溢れる世界に浸りながら、自らも創造の喜びを味わえる「もーやんのオープンアトリエ」。芸術の秋、新たな表現の扉が開かれる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000150322.html