六甲山が芸術の舞台に!ケーブルカーとバスがアート作品に変身、移動自体が体験に
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神戸の象徴である六甲山が、2025年も芸術の舞台となる。「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」の開催に合わせ、六甲ケーブルと六甲山上バスが特別仕様で運行を開始する。この取り組みにより、六甲山への移動そのものがアート体験となり、訪れる人々を魅了することだろう。
六甲ケーブルは、「神戸六甲ミーツ・アート号」として生まれ変わる。車両前面には芸術祭のロゴが入った特製ヘッドマークが掲出され、車内も芸術祭のビジュアルで彩られる。さらに、六甲山上駅と六甲ケーブル下駅には、それぞれ須田悦弘氏とC.A.P.(芸術と計画会議)の作品が展示される。駅全体がアートギャラリーとなり、日常と非日常が交差する独特の空間を創出するのだ。
一方、六甲山上バスは、日本を代表する美術作家・奈良美智氏の作品「Peace Head」をモチーフにしたデザインで全面ラッピングされる。「神戸六甲ミーツ・アート ラッピングバス」と名付けられたこのバスは、山上を走る姿そのものが移動式アート作品となる。
この特別仕様の運行は2025年9月10日から開始される。芸術祭自体は8月23日から11月30日まで開催されるため、秋の紅葉シーズンと重なり、自然と芸術の融合を楽しむ絶好の機会となりそうだ。
六甲山へのアクセスは、阪急六甲・JR六甲道・阪神御影の各駅から神戸市バス16系統を利用するのが便利。また、「東六甲周遊乗車券」を利用すれば、ケーブルカーと山上バスがセットになっており、芸術祭を効率よく楽しむことができる。
今回の取り組みは、単なる移動手段を芸術体験へと昇華させる画期的な試みだ。六甲山の自然美と現代アートが融合する「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」。ケーブルカーやバスに乗る瞬間から始まるこの独特なアート体験は、きっと訪れる人々の心に深く刻まれることだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003422.000005180.html