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障がい児の表現を芸術に!「ONEART」プロジェクト、新たなアーティスト募集開始

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報道発表
原画①(プレスリリースより)

重度障がいのある子どもたちの表現を、プロのアーティストが作品として完成させる「ONEART(ワンアート)」プロジェクト。一般財団法人ゆめいくが、この画期的な取り組みに参加する新たなアーティストの募集を開始した。

「アートに障がいはない」という理念のもと、2016年に始まったONEARTプロジェクト。これまでに30名以上のアーティストが参加し、子どもたちの「線」や「色」を丁寧に受け取り、独創的な作品を生み出してきた。完成作品は全国の展覧会で発表され、企業や個人にレンタル・購入されることもある。その収益の一部は、作品を描いた子どものご家庭に奨学金として届けられるという、アートと社会貢献を融合させた取り組みだ。

今回の募集では、障がい児アートとの協働に関心のあるアーティストを対象に、平面作品(絵画・イラスト・グラフィックアートなど)の制作者を求めている。参加アーティストは、子どもたちが描いたお絵かきをもとに、おおよそ2〜3週間かけてA3サイズの作品を仕上げる。完成作品は、神戸、名古屋、札幌、仙台、東京と、年間を通じて全国各地で開催される展覧会で発表される。

ONEARTのアートディレクターを務めるのは、パリでデビューを飾った美術家・けみ芥見氏。その他、Annco Miura、彫師美漸、坂東工、NELL SHIINAなど、多彩なジャンルで活躍するアーティストたちが参加している。

ゆめいくは、このプロジェクトを通じて、障がいのある子どもたちの表現の可能性を広げるとともに、アートの新たな価値創造を目指している。アーティストの募集は随時行われており、専用フォームから応募可能だ。障がい者アートや社会貢献活動に関心を持つアーティストにとって、自身の創造性を活かしながら社会に貢献できる貴重な機会となるだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000162486.html