丹後の職人技が集結!「小さな美術館」で伝統と革新の融合を体感
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京都府京丹後市に、地元の職人たちの技が光る新たなスポットが誕生する。「丹後の小さな美術館」が2025年9月13日、アミティ丹後内にオープンする。この美術館は、丹後半島の日常生活とものづくりの現場から生まれた作品を展示する、ユニークな空間となる。
美術館の特徴は、地元の素材にこだわった空間づくりだ。丹後産の木材、和紙、アクリルを組み合わせ、地域への愛着とものづくりの喜びを表現している。訪れるたびに新しい発見があるという、創造性豊かな場所を目指しているという。
展示される作品は、丹後ええもん工房に所属する9つの工房が手掛けたものだ。藤布を使ったルームライト、2000枚のガラス片で作られた海をイメージしたオブジェ、ワインのような複雑な味わいを持つ日本酒など、伝統技術と革新的なアイデアが融合した逸品が並ぶ。
中でも注目は、畳工房ヨシオカの「黒檀・暖房畳」だ。遠赤外線で座面や足元を温める機能を持ち、2023年に特許を取得した画期的な製品である。表面には黒檀を使用し、高級感あふれる木目模様を楽しめる。
また、木本織物 夢奏殿の「SOU 奏」は、伝統的な家紋をモダンにアレンジしたバッグで、日常使いできるデザインに仕上げている。シルク100%の生地に、職人の技が光る一品だ。
丹後ええもん工房の代表、小石原将夫氏は「この美術館を通じて、丹後の伝統と技術を次世代に繋いでいきたい」と語る。地域の魅力を新たな形で発信する場として、今後の展開が期待される。
「丹後の小さな美術館」は、9時から17時まで開館予定。丹後地域地場産業振興センターの休館日に準じて定休日が設けられる。丹後の職人技を肌で感じられる貴重な機会。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000169626.html