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世界的デザイナー森英恵の生誕100年記念展!島根で400点の作品が集結、孫娘・森星のトークショーも

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報道発表
プレスリリースより

島根県立石見美術館が開館20周年を迎える2025年、世界的ファッションデザイナー・森英恵の生誕100年を記念した大規模展覧会「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」が開催される。9月20日から12月1日までの期間中、森英恵の生き方とものづくりの哲学を紐解く約400点もの作品が展示される。

島根県出身の森英恵は、1950年代から映画衣装制作を通じて頭角を現し、家庭を持ちながら社会的にも大きな仕事を成し遂げた新しい女性の先駆者として注目を集めた。1961年に提唱した「ヴァイタル・タイプ」という人物像は、快活で努力を惜しまない森自身の生き方そのものだった。

展示では、オートクチュールのドレスや写真、資料などを通して、森英恵の創作活動の軌跡を辿る。日本人として初めて海外で本格的に自身のブランドを確立し、日本の布地や職人の技を生かした作品で世界に日本の技術力と美意識を発信した功績にも焦点が当てられる。

関連プログラムも充実しており、特に注目は森英恵の孫娘でモデルの森星によるスペシャルトーク。10月4日に開催されるこのイベントでは、森英恵のクリエイターとしての顔や家族としての素顔について語られる予定だ。

その他にも、日本の布でしおりを作るワークショップや島根の草木染め体験、オートクチュールの縫製技術に挑戦できるスペシャルワークショップなど、森英恵の世界観を体感できるイベントが目白押し。また、開館20周年を記念した感謝祭「きんさいデー」も10月12日に開催される。

チケットは一般1,300円、大学生600円、高校生以下は無料。20名以上の団体割引や前売券も用意されている。ファッション愛好家はもちろん、日本の文化や技術に興味がある方にとっても見逃せない展覧会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000992.000036130.html