イタリア出身のイラストレーター、ルカ・ティエリの日本初作品集『THE VISUAL ルカ・ティエリ作品集 Synthesis』が発売される。これを記念して、2025年9月21日にヴィレッジヴァンガード下北沢店でトーク＆サイン会が開催されることが決定した。

ルカ・ティエリは、サニーデイ・サービスの「いいね！」やNulbarichのキービジュアルなど、日本の多くのアーティストから支持を得ているイラストレーターだ。彼の作品は、ヨーロッパのコミックと日本のマンガ、映像や音楽、雑誌や広告イラストレーション、Tシャツデザインなど、ジャンルや媒体を超えた独特のポップな作風が特徴となっている。

今回発売される作品集には、オリジナル作品からクライアントワークまで、ルカ・ティエリの近年の作品がほぼ網羅されている。さらに、イタリアでの若き日々からアメリカでの活動、そして日本に移住した現在に至るまでのロングインタビューも収録されており、アーティストの軌跡を辿ることができる。

トーク＆サイン会への参加には、9月8日18時より、ヴィレッジヴァンガード下北沢店で対象商品を購入する必要がある。先着順で「イベント参加券」が配布されるため、ファンは早めの行動が求められる。トークセッションは購入者から入場が始まり、その後フリー入場となるが、サイン会は商品購入者のみが参加できる特別なイベントとなっている。

ルカ・ティエリ本人は、作品集について「2019年頃から2025年までに描いた作品を、クライアントワークもオリジナルワークもぎゅっとまとめて1冊にしました」と語っている。彼の作品を通じて、読者は国境を越えたポップアートの世界を体験できるだろう。

『THE VISUAL ルカ・ティエリ作品集 Synthesis』は、B5判192ページのオールカラーで、日英バイリンガル仕様となっている。定価は3,520円（税込）で、2025年7月24日に発売予定だ。アート愛好家やイラストレーション・ファンにとって、見逃せない一冊となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000054993.html