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熱海の元妓楼で若手アーティストが挑戦!10日間の実験的アートイベント『GLOUND ATAMI 2025』開催

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報道発表
プレスリリースより

静岡県熱海市の元妓楼建築「旧つたや」を舞台に、若手アーティストによる10日間のアートイベント『GLOUND ATAMI 2025』が2025年10月に開催される。このイベントは、熱海を拠点に立ち上がった新しいアートプロジェクト「GLOUND ATAMI」の第一弾として企画された。

イベントには、全国からの公募で選ばれた2組の作家に加え、熱海ゆかりの招聘作家2組、そして#c7Galleryとのコラボレーションによるデジタルアート展示が参加。築約70年の歴史ある空間を舞台に、それぞれのアーティストが独自の表現方法で「熱海」と向き合う。

公募作家の市川大翔は、ネオン管を用いた作品を「小上がり」の空間に展示。小林絵里佳は水場をテーマにした作品を「浴場」に展開する。招聘作家の永井ミキジは古物収集家としての視点から「個物」をテーマに作品を制作。井上ひかりは、生活の中にある物を組み合わせて絵画を制作するワークショップを開催予定だ。

さらに、#c7 Galleryとのコラボレーションでは、デジタルアーティスト「/mi.so.no.noː.mi.so/(味噌の脳みそ)」による新作映像作品が展示される。この作品は「架空の熱海の伝承」をテーマに、#c7 Galleryのコミュニティメンバーが生成したキーワードをもとに制作されたもので、デジタルとコミュニティ、そして熱海の記憶が交差する新たな試みとなっている。

「GLOUND ATAMI」は、アートと地域が流動的につながる風通しのよい場づくりを目指すプロジェクト。今回のイベントを皮切りに、今後も熱海の街全体を舞台にアートと人、そして場所をつなぐ継続的な活動を展開していく予定だ。

また、会場となる「旧つたや」の再生に向けたクラウドファンディングも実施中。建物ツアーやオリジナルグッズのプレゼントなど、様々な特典も用意されている。

熱海の歴史ある建築を舞台に、若手アーティストたちが繰り広げる10日間の実験的なアートイベント。熱海の新たな文化発信の場として注目を集めそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000169462.html