聴覚障害の探偵が挑む孤島の殺人事件!新潮ミステリー大賞で話題沸騰の新星現る
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ミステリー小説界に新たな才能が登場し、文学界が熱い注目を集めている。第十二回新潮ミステリー大賞の優秀賞に輝いたのは、九能式尚さんの『彼女の終幕』だ。この作品は、聴覚障害を持つ探偵が孤島での殺人事件に挑むクローズド・サークル・ミステリーとして高い評価を得た。
選考委員を務めた人気作家の道尾秀介氏と湊かなえ氏は、本作品に対して熱いコメントを寄せている。湊氏は「一気読みさせられた」と絶賛し、道尾氏は「強烈なメッセージと著者の叫びが伝わってきた」と評している。両氏とも「この作品を世に出さないわけにはいかない」と意見が一致し、優秀賞の受賞に至った。
『彼女の終幕』のあらすじは、大学教授が主催する孤島での催眠実験に参加した大学生「僕」と友人のキリカを中心に展開する。12名の参加者が集まった館で、初日の夜に最初の殺人が発生。厳重なセキュリティの中で起きた不可解な事件に、キリカが探偵として立ち向かう。しかし、突如鳴り響く大音量の音楽によって「僕」は意識を失ってしまう。
新潮ミステリー大賞は、日本推理サスペンス大賞などの伝統を受け継ぎ、2014年にスタートした新進気鋭の文学賞だ。過去の受賞作家には、山本周五郎賞候補となった一條次郎氏や、本屋大賞にノミネートされた結城真一郎氏など、唯一無二の才能が名を連ねている。
九能式尚さんの受賞作は、来春に新潮社から単行本として発売される予定だ。また、最終候補作4篇は東映での映像化が検討されており、ミステリーファンにとって今後が非常に楽しみな展開となっている。贈賞式も同時期に開催予定で、新たなミステリー界のスターの誕生に期待が高まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002360.000047877.html