サウジ発のアニメ企業が快挙!日本文化との融合で「文化企業賞」を受賞
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サウジアラビアと日本の文化を融合させ、アニメやマンガの世界で注目を集めているマンガプロダクションズが、サウジアラビア文化省主催の第5回「国際文化アワード」で栄誉ある「文化企業賞」を受賞した。この受賞は、同社がわずか数年で築き上げた国際的な存在感と、日本のアニメ・マンガ文化をグローバルに発信する取り組みが高く評価されたことを示している。
マンガプロダクションズは、ムハンマド・ビン・サルマン財団の子会社として設立され、サウジアラビアの文化を世界に発信することを使命としている。同社のCEOであるブカーリ・イサム氏は、「この受賞は日本が誇るアニメ、マンガ、ゲームという素晴らしい文化を称えるものだ」と語り、日本企業とのパートナーシップの重要性を強調した。
同社の成果は数字にも表れている。制作したアニメコンテンツは100以上の配信プラットフォームで累計11億回以上再生され、マンガの閲覧数は1,500万回を超えている。さらに、モバイルゲームのダウンロード数も100万件を突破。教育分野でも「マンガ教育プログラム」を通じて300万人以上の学生が学び、4,000人を超える人材を育成するなど、幅広い活動を展開している。
特筆すべきは、長編アニメ映画『ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語』がアムステルダムのセプティミウス賞で「最優秀実験映画賞」を受賞したことだ。これはサウジアラビアおよびアラブ地域の作品として国際映画祭での初の快挙となり、同社の制作力の高さを世界に示した。
マンガプロダクションズの今後の展開にも注目が集まっている。日本の優れたコンテンツを中東をはじめとする世界各地に展開するIPマネジメント事業にも積極的に取り組んでおり、文化交流やコンテンツ産業の発展に大きく貢献することが期待されている。サウジアラビアと日本の文化融合がもたらす新たな可能性に、世界中のアニメファンの視線が注がれている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000129931.html