2025年8月8日から10日にかけて、東京ビッグサイトで開催された「第25回JAPANドラッグストアショー」が大盛況のうちに幕を閉じた。一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会主催のこのイベントは、セルフメディケーションを支える商品や情報が一堂に会する、アジア最大級のドラッグストアフェスティバルだ。

今年のテーマは「地域の皆様に最高の未来をお届けする〜ドラッグストアでセルフメディケーションNEXT25〜」。398社が出展し、3日間で9万9510人もの来場者を記録。昨年の来場者数を上回り、業界の注目度の高さを示した。

会場では、業界の課題や今後の取り組みの紹介はもちろん、各社のブースで新商品のPRや、セルフメディケーション推進につながる様々な催しが行われた。また、優れたブースや商品を表彰する各種アワードも実施され、業界の最新トレンドが一目で分かる場となった。

特に注目を集めたのが「食と健康アワード2025」だ。グランプリに輝いたのは、大塚食品株式会社の「100kcalマイサイズ プラスサポート塩分1g 中華丼」。カロリーと塩分を抑えつつ、満足感のある一品として評価された。

また、来場者による投票で決定する「新商品コレクション2025好感度大賞」では、各部門で興味深い商品が選ばれた。LIFE部門では大王製紙の「The エリエール トイレットティシュー」、FOOD部門ではCJ FOODS JAPANの「美酢 キウイ 900mL」、STYLING部門では花王の「めぐりズム 貼る炭酸ジェルパック」が大賞を受賞。これらの商品は、消費者のニーズを的確に捉えた注目の逸品といえるだろう。

JAPANドラッグストアショーは、ドラッグストア業界の最新動向を知る絶好の機会であり、健康志向の高まる現代社会において、ますます重要な役割を果たしていくことが予想される。次回の開催にも、業界関係者のみならず、一般消費者からも大きな期待が寄せられている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000141829.html