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市原市が文学の魅力を発信!第6回更級日記千年紀文学賞、応募要項を発表

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報道発表
プレスリリースより

千葉県市原市が主催する「第6回更級日記千年紀文学賞」の募集要項が発表された。この文学賞は、「更級日記」の作者・菅原孝標女が上総国府(現在の市原市)を出発してから千年を記念して2020年に創設されたもので、今回で6回目を迎える。

今回の特徴は、一般の部の選考委員に新たに作家の松家仁之氏を迎え、5人体制となったことだ。これにより、さらに質の高い文学賞を目指すという。選考委員長には引き続き作家の椎名誠氏が就任し、他にもエッセイストの加賀美幸子氏、作家の岸本静江氏、小学館編集者の竹下亜紀氏が名を連ねている。

募集部門は一般の部と小中学生の部に分かれている。一般の部では小説(10,800字以上13,200字以下)とエッセイ(3,600字以上4,800字以下)を募集。テーマは自由だが、市原市に関連する要素を一つ以上含める必要がある。小説の大賞には賞金30万円、エッセイの大賞には15万円が贈られる。

一方、小中学生の部では「声」をテーマにした短歌を募集。大賞には図書カード1万円分が贈られる。応募資格に年齢や住所の制限はなく、全国から幅広く作品を募る。

応募期間は令和8年2月1日から28日まで。入賞作品は8月末に発表され、更級日記千年紀ウェブサイトでの掲載や冊子化して配布される予定だ。

市原市は、この文学賞を通じて「書く楽しみや読む楽しみを感じ、文学に励まされ、心豊かになること、市原の魅力や愛着を感じていただくこと」を目指している。文学愛好家や市原市に興味を持つ人々にとって、創作意欲を刺激する絶好の機会となりそうだ。

詳細な募集要項や応募様式は市原市の公式ウェブサイトで確認できる。また、過去の受賞作品は更級日記千年紀特設サイトで閲覧可能だ。文学の力で地域の魅力を発信する市原市の取り組みに、今後も注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000127749.html