佐倉市の70年を凝縮!年刊誌『風媒花』最新号で文化の粋を堪能
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千葉県佐倉市が誇る文化芸術の結晶、年刊誌『風媒花(ふうばいか)』の第38号が刊行された。昭和63年の創刊以来、佐倉市の芸術・文化・歴史を紹介し続けてきたこの稀有な刊行物は、今回も読者を魅了する内容で溢れている。
今号の目玉は、市制施行70周年を記念した特集だ。昭和29年から平成6年度までの佐倉市の歩みを振り返り、記念事業の数々を採録。写真と資料で見る佐倉市の誕生から、青春文化祭、京成電鉄や JR 佐倉駅との連携事業まで、70年の歴史が凝縮されている。
また、国立歴史民俗博物館名誉教授・濵島正士氏による「佐倉の社寺建築」は、市内の社寺巡りを楽しむ読者必携の記事となっている。佐倉の文化財にも焦点が当てられ、新指定文化財の神明大神社神輿や、堀田正虎自筆の『光源氏物語抄』、金箔鬼瓦などが紹介されている。
さらに、高橋真琴氏への追悼や DIC川村記念美術館の休館に寄せた記事、「どんどこ!巨大紙相撲大会雷電東御場所」の参戦記など、佐倉市の文化シーンを多角的に捉えた内容となっている。
全40ページに及ぶ本誌は、佐倉市内の各所で300円で販売されている。夢咲くら館をはじめ、市内出張所・派出所、佐倉武家屋敷、佐倉順天堂記念館、旧堀田邸、国立歴史民俗博物館などで入手可能だ。郵送での購入を希望する場合は、佐倉図書館(市史編さん担当)に問い合わせることができる。
『風媒花』は、佐倉市が誇る文化振興の取り組みの一つとして、全国の自治体刊行物の中でも独特な存在感を放っている。地域の文化を深く掘り下げ、時代を超えて伝え続けるこの年刊誌は、佐倉市の魅力を再発見する貴重な機会を提供している。文化愛好家はもちろん、佐倉市に興味を持つ全ての人々にとって、見逃せない一冊となっているだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000405.000024449.html