ファッション誌「ELLE（エル）」が、国内最大級のアート・カルチャーフェスティバル「MEET YOUR ART FESTIVAL 2025（MYAF2025）」とコラボレーションし、特別企画を展開する。2025年10月10日から13日まで東京・天王洲運河一帯で開催されるこのイベントでは、若手アーティストの作品展示や野外シネマ上映など、アートと映画を融合させた多彩なプログラムが用意されている。

今回のコラボレーションテーマは「Divers Narrativesー交差するまなざしー」。日本を拠点に活動する6名の若手アーティストによる作品が展示され、会場およびオンラインショップ「ELLE SHOP」で販売される。草野絵美、小林椋、齋藤帆奈、魏嘉、入江早耶、北島麻里子といった注目のアーティストたちが、それぞれ独自の視点で制作した作品を通じて、自己のアイデンティティや他者との関係性を探る機会を提供する。

また、10月12日には天王洲運河の野外スクリーンで、ショーン・ベイカー監督の話題作『タンジェリン』が上映される。スマートフォン3台で撮影されたこの作品は、マイノリティの日常を独特の視点で描き出し、各国の映画祭で高い評価を得ている。

さらに、映画上映後には特別トークショーも予定されている。映画監督の山中瑶子、俳優・プロデューサーのMEGUMI、アーティストのエリイをゲストに迎え、「ELLE」編集長の坂井佳奈子がモデレーターを務める。このセッションでは、ドキュメンタリーとパフォーマンスの交錯から生まれる新たな表現の可能性について議論が交わされる。

「ELLE」が贈るこの秋の芸術祭は、アートと映画を通じて、多様な視点や物語が交差する場を創出する。若手アーティストの斬新な作品から、国際的に評価される映画作品、そして第一線で活躍するクリエイターたちによるトークまで、幅広い文化体験が一度に楽しめる貴重な機会となりそうだ。アートファンはもちろん、新しい表現に触れたい人々にとって、見逃せないイベントとなるだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000828.000008128.html