愛知県の歴史観光を盛り上げる新たな取り組みが始まる。「あいちの歴史観光推進協議会」が主催する「愛知サムライガーデンフォトコンテスト2025」が、2025年9月30日から12月26日まで開催されることが発表された。

このフォトコンテストは、愛知県の誇る武将ゆかりの庭園、通称「サムライガーデン」を舞台に繰り広げられる。従来の歴史ファン層である中高年男性だけでなく、女性や若年層にも歴史観光の魅力を伝えることを目指している。

注目すべきは、名古屋大学と椙山女学園大学の学生たちが協力して作り上げた「映えスポット」だ。古川美術館分館爲三郎記念館では赤い繊毛のベンチと和傘、旧林氏庭園ではハート型フィルム越しの庭園ビュー、内々神社では赤いベンチと限定御朱印、華蔵寺では亀の置物など、各所でインスタ映えする仕掛けが用意されている。

参加者は、これらの庭園で撮影した写真をInstagramに投稿するか、専用フォームから応募することができる。「映えスポット部門」「一般部門」「周遊部門」の3部門があり、最優秀賞にはAmazonギフトカード1万円分が贈られる。

このイベントは、愛知県の歴史と現代のSNS文化を融合させた斬新な試みといえる。紅葉シーズンと重なる開催期間中、歴史ある庭園の美しさと現代的な演出が織りなす独特の雰囲気を、カメラを通して体験できるだろう。

歴史好きはもちろん、写真愛好家や若者たちにとっても、新しい愛知の魅力を発見する絶好の機会となりそうだ。詳細は公式ホームページで確認できるので、興味のある方は早めにチェックしておくことをおすすめする。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000152789.html