障がい者アートの力!三菱鉛筆×パラリンアート、149作品から選ばれた33作品の魅力とは
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三菱鉛筆株式会社と一般社団法人障がい者自立推進機構が主催する第4回アートコンテストの結果が発表された。「自分らしさ」をテーマに149作品の応募があり、その中から33作品が受賞作品として選ばれた。
最優秀賞に輝いたのは、田尻はじめさんの「ダンディー酒井」。人生の苦難を乗り越え、自分を肯定的に捉える姿勢が表現された作品だ。優秀賞には、Anemoさんの「月夜とすすき」と、レイさんの「自分らしさ」が選ばれた。それぞれ、睡眠障害や心の複雑さ、波のように変化する感情を巧みに表現している。
POSCA賞とEMOTT賞では、カラフルな色彩や独創的な表現が目を引く作品が並んだ。yuikoさんの「自分色」は、オニオオハシを通じて個性の尊重を訴えかける。カミジョウミカさんの「自分らしさはこれだ」は、オリジナルキャラクターで自己表現を行っている。
このコンテストは、障がい者アーティストの才能を発掘し、社会参加と経済的自立を支援する「パラリンアート」の取り組みの一環だ。現在約400名のアーティストが登録し、370以上の企業がパートナーとして参加している。
三菱鉛筆は「生まれながらにすべての人がユニークである」という信念のもと、このプロジェクトを支援。アートを通じて障がい者の可能性を広げ、多様性を尊重する社会づくりに貢献している。
受賞作品は、パラリンアート公式サイトで公開されている。障がい者アーティストたちの豊かな感性と表現力に触れることで、私たちの「自分らしさ」への理解も深まるかもしれない。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000289.000028890.html