庭デザインの革新！パナソニックホームズが著名クリエイターを起用、住まいの価値を向上

2025/10/08

パナソニックホームズ株式会社は、外構・造園設計の分野で新たな取り組みを開始した。グッドデザイン賞を受賞した経験を持つ小西範揚氏を「エクステリアクリエイティブディレクター」として起用した。この動きは、住宅業界に新たな影響を与える可能性がある。

小西氏は株式会社エストプラス17のCSOであり、有限会社田主丸緑地建設のグリーンクリエイターとしても活躍している。2025年10月から、パナソニックホームズの全国展示場やモデルハウス、街かどモデルハウス、建売分譲住宅の外構・造園設計の監修を担当する予定である。

同社の調査によれば、外構・造園の満足度が向上すると、総合満足度だけでなく、顧客の紹介意欲も向上することがわかっている。庭づくりは単なる付加価値ではなく、ビジネスの成長に寄与する重要な要素である。

また、外構・造園設計は住環境の質にも影響を与える。適切な植栽配置により、日当たりや風通しが改善され、デッキ空間を設けることで子どもやペットの遊び場としても活用できる。住まいの内と外をシームレスにつなぐ重要な役割を果たしている。

パナソニックホームズは、この起用を通じて、モデルハウスの魅力向上による来場者増加と、顧客満足度の向上による紹介販売の促進を目指している。住宅業界の競争が激化する中、外構・造園設計という新たな差別化ポイントに注目した戦略は、他社との差別化を図る可能性がある。

住宅選びの新たな基準として「庭」が注目を集める時代が来るかもしれない。パナソニックホームズの今回の取り組みは、そんな未来への一歩となる可能性がある。