成田空港に芸術と音楽が融合!アート作品ラッピングのストリートピアノが登場
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成田国際空港が、利用者の要望に応えて新たな取り組みを開始する。10月14日(火)から、第3ターミナルにアート作品をラッピングしたストリートピアノが設置されることが発表された。このユニークな試みは、空港の雰囲気を一新し、旅行者に新たな体験を提供することを目的としている。
ストリートピアノは、株式会社ヘラルボニーの契約作家fuco:(フーコ)による『ドチラカラデモ』というアート作品でラッピングされる。設置場所は第3ターミナル2階の出発ロビー(保安検査前エリア)で、毎日8時から20時まで利用可能だ。ピアノはKAWAI GL-30が使用される。
注目すべきは、設置初日に開催されるお披露目イベントだ。fuco:本人と盲目のシンガーソングライター、わたなべちひろによるピアノ演奏が行われる。イベントは11時と13時の2回実施され、2回目の終了後にはfuco:によるピアノへのサイン入れも予定されている。
fuco:は、マルやサンカク、シカクのモチーフを大きなキャンバスに描き続ける独特のスタイルで知られる作家だ。一方、わたなべちひろは、13歳でニューヨークのアポロシアターに出場し、東京2020パラリンピック閉会式にも出演した実力派である。
この取り組みは、株式会社ヘラルボニーとの協力によって実現した。同社は「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、障害のあるアーティストの作品を通じて新たな文化の創出を目指している。
成田空港のストリートピアノは、アートと音楽の融合を体現する新しいランドマークとなりそうだ。旅の合間に、思いがけない芸術との出会いを楽しめる場所として、多くの人々の注目を集めることだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000922.000004762.html