戦艦ミズーリの感動秘話!特攻隊員への敬意が80年の時を超えて蘇る
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鹿児島県南九州市の知覧特攻平和会館で、歴史に残る感動的な出来事を振り返る特別な写真展が開催される。「神風特攻攻撃および水葬80周年記念写真展」と題されたこの展示会は、太平洋戦争末期に起きた驚くべき人間愛のエピソードを伝えるものだ。
1945年4月11日、沖縄沖で作戦中だった米国戦艦ミズーリは、日本海軍の特攻機による攻撃を受けた。しかし、その後の展開は戦争の常識を覆すものだった。ミズーリの艦長ウィリアム・キャラハンは、甲板に投げ出された特攻隊員の遺体を、敵国の兵士としてではなく、一人の兵士として正式な水葬で弔ったのである。
この人道的な行為は、80年の時を経た今もなお、戦艦ミズーリ記念館で語り継がれている。そして2025年4月11日、この出来事から80周年を記念して式典が行われ、知覧特攻平和会館も招待を受け参加した。本写真展では、この式典の様子を写真パネルで紹介するとともに、当時の特攻に関わる貴重な資料も展示される。
展示会は2025年9月13日から12月26日まで開催され、知覧特攻平和会館の震洋艇展示室で行われる。入場料は大人500円、子供300円で、通常の入館料のみで見学可能だ。
さらに、知覧特攻平和会館と戦艦ミズーリ記念館は今年、姉妹館締結5周年を迎える。両館の交流事業として、今月27日には記念式典も予定されている。この機会に、日米双方の視点から太平洋戦争や特攻の史実を学ぶことができるだろう。
戦争の悲惨さと同時に、敵味方を超えた人間の尊厳を伝えるこの展示会。歴史の教訓を胸に刻み、平和の尊さを再認識する貴重な機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000148384.html