介護業界に新たな風を吹き込む画期的なイベントが始動した。一般社団法人KAiGO PRiDEとイオンの「MySCUE」が共同で開催する「KAiGO DESIGN AWARD 2026」の応募受付が開始された。このアワードは、介護やヘルスケア分野における革新的なアイデアや製品を発掘し、表彰することを目的としている。

高齢化社会が進む中、介護やケアの需要は家庭、施設、街中と、あらゆる場所で広がりを見せている。そんな中で生まれる新たな市場と価値創造のチャンスに光を当てるのが、このアワードの狙いだ。MySCUEが持つ「生活者のケア視点」とKAiGO PRiDEの「介護の誇りとデザインの力」を掛け合わせることで、ケアを負担から価値へ、個人の課題から社会の可能性へと変えていく試みは、業界に新たな可能性をもたらすかもしれない。

募集部門は、プロダクトデザイン、ビジネスアイデア、クリエイティブコンテンツ（写真）、AIの4部門。応募資格に制限はなく、誰でも無料で参加できる。応募期間は2025年7月25日から11月14日まで。ただし、写真部門のみ2026年1月30日まで延長されている。

注目すべきは、決勝審査が業界最大級の展示イベント「Care Show Japan 2026」のステージで行われること。東京、福岡、仙台での地域予選を勝ち抜いたファイナリストたちが、2026年2月27日に東京ビッグサイトで頂点を競う。この舞台は、革新的なアイデアが業界の第一線で活躍する専門家たちの目に触れる絶好の機会となるだろう。

イオンリテール株式会社が運営する「MySCUE」は、シニアケアや介護に関する情報提供や商品・サービスの提案を行っている。このような実績を持つ企業とKAiGO PRiDEの協力は、アワードの質と影響力を高めることが期待される。

介護やヘルスケア分野に革新をもたらす可能性を秘めたこのアワード。業界の未来を担う斬新なアイデアや製品の登場に、今から目が離せない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000079764.html