子ども向けスポーツスクール事業や部活動支援事業を展開するリーフラス株式会社が、米国NASDAQ市場への上場を果たすことが決定した。2025年10月9日から「LFS」のティッカーシンボルで取引が開始される予定だ。

今回のIPO（新規株式公開）では、1ADSあたり4ドルの公募価格で1,250,000株の米国預託証券（ADS）を発行。これにより、リーフラスは総額5百万ドル（引受割引および発行費用控除前）の資金調達を見込んでいる。

調達資金の使途については、主に以下の4点が挙げられている：

1. スポーツスクール事業およびソーシャル事業の市場シェア拡大のための正社員人材への投資
2. スポーツスクール事業の拡大（スポーツ施設の確保、スクールアシスタントのパートタイム雇用含む）
3. ソーシャル事業の拡大（ソーシャル事業のパートタイム雇用含む）
4. その他の運転資金

リーフラスは、東京商工リサーチの調査によると、2024年12月31日現在、会員数とスクール数の両方において日本最大級の子ども向けスポーツスクール運営企業として位置づけられている。同社の特徴は、「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」という指導理念に基づき、非認知能力の育成を重視している点だ。

また、スポーツ教育の経験とノウハウを活かし、地域社会の様々なニーズに対応するスポーツ指導者を派遣するソーシャル事業も展開。多様な年齢層や属性に渡り、身体的健康、社会的包摂、そして地域社会の幸福の促進を目指している。

今回のNASDAQ上場により、リーフラスの成長戦略がさらに加速することが期待される。子どもたちの健全な成長と地域社会の活性化に貢献する同社の今後の展開に、注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000101475.html