キタムラ・ホールディングスグループの株式会社しまうまプリントが運営する「しまうま出版」サービスが、新たな機能を追加し、作家志望者の夢を後押しする。2025年10月7日より、従来の写真集や漫画、イラスト集に加えて、待望の「小説」印刷とPDF入稿に対応したのだ。

この新機能により、小説家や詩人、エッセイストなどの卵たちが、自由に創作し発表する場が広がった。1冊からわずか396円（税込）で注文可能なため、「いつか本にしてみたい」という想いを持つ人々にとって、大きなチャンスとなる。

特筆すべきは、ユーザーからの要望が高かったPDF入稿への対応だ。これにより、クリエイター自身が意図したレイアウトやデザインをそのまま冊子化できる環境が整った。また、デザインスキルに自信がない方向けに、「かんたん表紙作成」機能も提供。タイトルや著者名を入力するだけで、本格的な小説の装丁が簡単に作成できる。

しまうま出版は、この新サービスを通じて日本の出版文化の継承と発展に貢献したいという想いを持っている。インターネットやSNSの台頭により、従来の出版業界が苦戦を強いられる中、多様な表現の場を提供することで、文化の多様性を守ろうとしているのだ。

個人出版の夢を叶えたい人、専門知識を本にまとめたい人、家族や友人に特別な一冊を贈りたい人など、様々なニーズに応える「しまうま出版」。クリエイティブな挑戦を後押しする、新時代の出版プラットフォームとして注目を集めそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000061042.html