創作プラットフォーム「Nola」を運営する株式会社indentが、画期的な取り組みを発表した。Nola内の「編集部の掲示板」に投稿された作品『悪女の汚名返上いたします！』が書籍化され、2025年10月15日より全国の書店および電子書籍ストアで発売されることになった。

本作は、著者・葵井瑞貴氏によるファンタジー小説で、イラストは梅之シイ氏が担当。一二三書房の「サーガフォレスト」レーベルから刊行される。物語は、上級聖女ベアトリスが濡れ衣を着せられ投獄されるところから始まり、幼馴染みの神殿騎士ユーリスとともに真実を追求していく展開が期待される。

indentは、60万人を超える作家が登録するNolaを通じて、作家と企業をつなぐエージェント事業を展開している。今回の書籍化は、その取り組みの成果の一つと言える。同社は「コンテンツ産業の可能性を最大化し、世界を魅了する作品を輩出する」というキーメッセージを掲げており、今後も日本の漫画市場のさらなる発展に寄与していくという。

本作の発売を記念して、一部の書店では特典としてSSリーフレットやSSペーパーが付与される。詳細は特設ページで確認できるので、気になる読者は要チェックだ。

indentは、商業デビューを目指す作家向けに「Nolaエージェント」「編集部の掲示板」「コンテスト・キャンペーンの開催」「自社レーベル」という4つの仕組みを用意。また、IP創出を目指す企業向けにも、原作の募集から発掘、制作までをトータルサポートするサービスを展開している。

今回の書籍化は、新たな才能の発掘と、魅力的なコンテンツ創出の好循環を生み出す可能性を示唆している。今後、Nolaから生まれる作品に注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000064443.html