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世界が注目する作家・小川洋子の新刊『続 遠慮深いうたた寝』が10月発売! 素顔が垣間見える極上エッセイ集

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報道発表
プレスリリースより

国際的に高い評価を受ける作家・小川洋子の最新エッセイ集『続 遠慮深いうたた寝』が、2025年10月16日に河出書房新社から発売される。本書は、神戸新聞での連載エッセイを中心に、他の新聞・雑誌の最新エッセイを収録した待望の一冊だ。

小川洋子といえば、1988年のデビュー以来、芥川賞や読売文学賞、谷崎潤一郎賞など数々の文学賞を受賞し、2020年にはイギリス・ブッカー国際賞にノミネートされるなど、国内外で高い評価を得ている作家である。その小川が日常を温かな眼差しで切り取った本書は、まるで短編小説のような味わい深いエッセイの数々で構成されている。

本書の特徴は、懐かしい思い出や創作をめぐる話、心に響く本と読書、ミュージカルや野球など、多岐にわたるテーマを小川独自の視点で綴っていることだ。ファンにとっては、小川の素顔を垣間見ることができる貴重な一冊となるだろう。

さらに、本書のブックデザインにも注目が集まっている。2021年に発売された第一弾は、その装丁の美しさから「第55回造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞」を受賞。今回の第二弾も、九谷焼の人気作家・上出惠悟氏による陶板画と、名久井直子氏によるブックデザインという最強タッグで制作されている。

刊行を記念して、本書に収録されている「無限の自由」という一篇が特別公開されている。この作品では、小川が自身の小説『小箱』に対する読者からの指摘をきっかけに、小説の持つ無限の可能性について考察を深めている。小川ファンはもちろん、文学愛好家にとっても興味深い内容となっているだろう。

『続 遠慮深いうたた寝』は、四六判上製で240ページ、税込価格1,793円。電子書籍版も同日発売予定だ。小川洋子の繊細な感性と豊かな想像力が詰まった本書は、読者の心に静かな感動をもたらすことだろう。世界が注目する作家の新たな一面を発見できる本書を、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001068.000012754.html