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話題沸騰!『失われた貌』が未来屋小説大賞にノミネート、ミステリー界に新風巻き起こす

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報道発表
プレスリリースより

ミステリー小説ファンに朗報だ。櫻田智也氏の長編デビュー作『失われた貌』が、第9回「未来屋小説大賞」にノミネートされた。本作は発売からわずか数ヶ月で5万部を突破し、読書界で大きな話題を呼んでいる。

未来屋小説大賞は、未来屋書店の選りすぐりの書店員が選考する権威ある賞だ。2024年9月から2025年9月までに刊行された小説の中から、わずか10作品が厳選されている。この賞は、新たなベストセラーを生み出し、広く世に紹介することを目的としており、過去の受賞作『カフネ』は後に本屋大賞も受賞するなど、その影響力は侮れない。

『失われた貌』は、山奥で発見された無残な死体をめぐる謎に、刑事たちが挑む物語だ。一見無関係に見える出来事が絡み合い、現在と過去を飲み込んでいく展開に、読者は息をのむ。伊坂幸太郎氏は「ミステリーが好きで良かった」と絶賛し、恩田陸氏は「すべてのピースがひとつに収まるのが驚異的」と評している。さらに米澤穂信氏も「こういうミステリを待っていた」と太鼓判を押すなど、日本を代表する作家たちからも高い評価を得ている。

著者の櫻田智也氏は、2013年にデビューし、2021年には日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞した実力派。本作が初の長編となるが、その実力は遺憾なく発揮されている。「張り巡らされた伏線、閃きを導く手がかり、最後に裏返る真相、読後に意味合いを変えるタイトル」と評されるように、ミステリファンの期待に応える一冊となっている。

『失われた貌』は2025年8月20日に新潮社から発売。定価は1980円(税込)だ。未来屋小説大賞の結果発表は12月24日に予定されている。ミステリーファンはもちろん、良質な小説を求める読者にとって、今冬最大の注目作となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002428.000047877.html