障害者アートの新境地!ヘラルボニーのアートプライズがACCグランプリを受賞
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クリエイティブカンパニー・ヘラルボニーが主催する「HERALBONY Art Prize」が、日本最大級のクリエイティブアワード「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」で快挙を成し遂げた。クリエイティブイノベーション部門において、総務大臣賞およびACCグランプリを受賞したのだ。
「HERALBONY Art Prize」は、障害のあるアーティストの才能を国際的に称えるアート賞として2024年に創設された。これまでに72の国と地域から4,500点を超える作品が寄せられ、年齢や国籍を問わず、多様で独創的な表現が集まっている。このプライズは、「障害とアート」という従来の枠組みを超え、社会に新しい価値観や視点をもたらしている。
ヘラルボニーの代表を務める松田崇弥氏は、「このプライズを通じて、障害のある方々の創造性が社会に与える影響力を持続的に高めていきたい」と語る。同社は、アーティストたちの長期的な成長と活躍を後押しする場を開拓することを目指している。
さらに、ヘラルボニーは3月21日の「世界ダウン症の日」に公益財団法人日本ダウン症協会と共同で発表した意見広告「いつか『偏見』も、除去されますように。」がメディアクリエイティブ部門でファイナリストに選出された。この広告は、社会に潜む偏見に対する問題提起として注目を集めている。
ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニーだ。2,000点以上の障害のある作家のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築している。
今回の受賞は、障害者アートの可能性と社会的価値を広く認知させる大きな一歩となった。ヘラルボニーの挑戦は、アートの力で社会を変える新たな潮流を生み出しつつある。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000481.000039365.html