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遠州織物の魅力を学生に伝授!元浜松市職員が語る地域産業とブランディングの秘訣

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報道発表
プレスリリースより

浜松の伝統産業である遠州織物を使用したアパレルブランド「HUIS(ハウス)」の代表取締役・松下昌樹氏が、静岡文化芸術大学で特別講義を行うことが決定した。令和7年10月31日に開催されるこの講義では、「"遠州織物"から紐解く浜松の地域産業とブランディング」をテーマに、地域産業の歴史や魅力、そしてブランディングの手法について語られる。

松下氏は元浜松市職員という異色の経歴を持つ。市役所で債権回収や農林水産政策に携わった経験を活かし、地域産業振興に根ざしたアパレルブランド「HUIS」を立ち上げた。この講義では、繊維業と浜松の地域産業のつながりや、遠州織物の本質的価値、さらには地域産業のブランディングについて、学生たちに熱く語りかける。

「HUIS」は、浜松市を拠点に全商品を遠州織物で製作する独自のブランドだ。特筆すべきは、旧式のシャトル織機を使用していること。この織機が生み出す特別な風合いと機能性が、全国のファンを魅了している。オンラインストアを中心に、全国6店舗のショールームと約70店の取扱店で展開しており、産地・産業を訴求する製品作りと情報発信を行っている。

講義では、浜松の多様な産業が密接に関連していることや、その原動力となった地理的環境・資源、そして当時の人々の精神についても触れられる予定だ。デザインやものづくりを学ぶ学生たちにとって、地域産業の未来を考える貴重な機会となりそうだ。

松下氏は「今後の地域を担う若い世代の皆さんの将来や、夢の実現のヒントになれば」と意気込みを語っている。地域産業の魅力を若い世代に伝え、新たなイノベーションの種を蒔く。この講義が、浜松の産業界に新たな風を吹き込むきっかけとなることが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000158371.html