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岡崎京子と伊藤若冲の奇跡のコラボ!200年の時を超えた「and flowers」展が京都で開催

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報道発表
岡崎京子「pink/ ユミちゃん2」(2025・ed.50・和紙にコロタイププリント)(プレスリリースより)

マンガの革新者と江戸の奇想の画家が出会う――。集英社マンガアートヘリテージが贈る「and flowers」展が、2025年11月13日から12月18日まで京都アンプリチュードで開催される。この展示会では、現代マンガの先駆者・岡崎京子のコロタイププリント作品と、江戸時代の天才画家・伊藤若冲の木版画作品が共演する。

岡崎京子は1980年代から90年代にかけて、マンガの概念を大きく変えた作家だ。彼女の作品『pink』や『リバーズ・エッジ』は、従来のマンガの枠を超え、新しい表現の可能性を切り開いた。今回展示される作品は、岡崎の代表作から厳選されたイラストレーションを、伝統的な和紙とコロタイプ印刷技術を用いて再現したものだ。

一方、伊藤若冲は江戸時代中期に活躍した画家で、その独特な画風と緻密な描写で知られる。今回展示される「花卉図」は、若冲が80歳を過ぎてから描いた天井画をもとに制作された木版画だ。金色の背景に鮮やかな花々が描かれ、LPレコードサイズの円形フレームに収められている。

200年以上の時を隔てた二人の作家の作品が並ぶ様は、まさに奇跡的な出会いと言えるだろう。モノクロームの女性たちと色鮮やかな花々が織りなす不思議な世界観は、見る者の想像力を刺激する。

展示会場となる京都アンプリチュードは、京都市営地下鉄「二条城前駅」から徒歩2分という好立地。開催期間中は平日10時から17時まで開場しているが、初日と2日目は20時まで、週末は12時から20時までの特別開館となっている。

現代アートとクラシックアートの融合、日本の伝統技術と革新的表現の共演――。この稀有な機会を逃さず、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。きっと、あなたの中に眠る新しい感性が目覚めるはずだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000783.000011454.html