歌舞伎町が野生に返る!? 3夜連続のアートイベント「BENTEN 2」が11月開催
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東京・歌舞伎町を舞台に、3夜連続のオールナイトアートイベント「BENTEN 2 Art Night Kabukicho」が2025年11月1日から3日間にわたって開催される。昨年話題を呼んだ「BENTEN 2024」の第2弾となる本イベントは、「都市の再野生化」をテーマに掲げ、歌舞伎町の街全体を舞台に多彩なアーティストたちが表現を繰り広げる。
イベントの舞台となる歌舞伎町は、戦後の復興期から前衛芸術家たちの活動拠点として知られ、現在も日本最大の歓楽街として独自の文化を育んできた。今回のイベントでは、王城ビルや新宿歌舞伎町能舞台、デカメロン、WHITEHOUSEなど、個性豊かなスペースを横断的に活用。アーティストたちが街の空間と対話しながら創作を行い、鑑賞者も能動的に街を歩きながらアートと交わる体験を通じて、都市と芸術の関係を問い直す機会となる。
出演アーティストには、やなぎみわ、安田登、金沢霞、渡邉尚、JanMah、DOMMUNE、宇川直宏など、国内外で活躍する多彩な顔ぶれが名を連ねる。キュレーターには、Chim↑Pom from Smappa!Group、山本裕子、涌井智仁らが参加し、歌舞伎町の持つエネルギーと歴史を背景に、ジャンルを超えた表現が街に溶け込む様子を見ることができる。
チケットは、1日券が前売り3,000円(当日3,500円)、3日間有効のフリーパスが前売り6,000円(当日7,000円)で販売される。18歳未満は当日2,500円、中学生以下は無料となっている。なお、一部プログラムは別途料金が必要な場合もある。
都市化が進み、管理や制度化が進む中で、創造の衝動や自由な表現がどのように生き残り、進化していくのか。歌舞伎町という混沌とした都市空間で、アートが「野生」を取り戻し、新たな可能性を開く3日間。東京の夜の街が、アートによって一時的に「再野生化」する様子を体験できる貴重な機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000297.000038948.html