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NY最長展示!日本人アーティストの壁画が街を彩る - 松山智一の《Color Of The City》が2026年まで継続展示

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報道発表
プレスリリースより

ニューヨークの街角に、日本人アーティストの作品が長期展示されることが決定した。現代美術家・松山智一による《Color Of The City》が、マンハッタンの象徴的な場所「ハウストン・バワリー・ウォール」にて、2026年1月まで展示される。この展示期間は、同ウォールの歴史上最長となる。

《Color Of The City》は、ニューヨークの市民や文化的アイコン、映画のワンシーンなど、松山が20年間にわたり撮影してきた人々を描いた30点のポートレートから構成される作品群だ。日本の文化的背景と、ニューヨークの現代的なビジュアル言語を融合させた独自のスタイルで、街のエネルギーと多様性を表現している。

ゴールドマン・グローバル・アーツCEOのジェシカ・ゴールドマン・スレブニック氏は、「アートが街角をインスピレーションと驚きの場へと変える力を持っていることを改めて思い起こさせる」と、本展示の意義を語った。

松山の活躍は、ニューヨークにとどまらない。現在、ジョージア州サバンナのSCAD美術館では、個展《Liberation Back Home》も開催中だ。美術館のファサードと館内で新作の大規模な絵画と彫刻作品が展示されており、自由の概念や歴史との向き合い方を問いかける内容となっている。

松山智一は1976年岐阜生まれ、現在はブルックリン在住。ニューヨークのプラット・インスティテュートでMFAを取得後、世界各地で展覧会を開催。その作品は、LACMA(ロサンゼルス)やアジアン・アート・ミュージアム(サンフランシスコ)など、世界の主要美術館に収蔵されている。

ニューヨークの街を彩る《Color Of The City》は、マンハッタン76 E Houston St, New York, NY 10012に設置されている。アートを通じて街の魅力を再発見できる、貴重な機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000095875.html