捨てられる素材が宿泊施設を彩る芸術に!全国20ヶ所で廃棄物アート展開催
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地域の産業から生まれる廃棄物が、アーティストの手によって新たな命を吹き込まれる。株式会社ACTA PLUSとオリックス・ホテルマネジメントが協働し、全国20の宿泊施設で廃棄物アート展を開催する。2025年11月1日から30日にかけて行われるこの展示会は、サステナビリティを楽しみながら体験できる新しい文化イベントとして注目を集めている。
本来なら捨てられてしまう木端材や織物の端切れ、使用済みの漁具など、各地域の産業や工芸から生まれる副産物が、21名のアーティストによって魅力的なアート作品へと生まれ変わる。この取り組みは、単なるリサイクルの枠を超え、地域の文化や産業を横断する新しい視点を提示している。
オリックス・ホテルマネジメントのサステナビリティ推進チーム金井紫帆氏は、「地域の素材が持つストーリーを通して、各地域の産業や工芸の魅力に触れ、サステナブルな未来について考えるきっかけになれば」と期待を寄せている。
ACTA PLUSは「持続可能性の正論を、憧れに。」という理念のもと、廃棄物をアートに変換する挑戦を続けている。全国約500名を超えるアーティストとのネットワークを活かし、企業や地域と協働しながら、サステナビリティを魅力的な文化として発信している。
この展示会は、オリックス・ホテルマネジメントが推進する「つなぐはぐくむツーリズム」プロジェクトの一環でもある。SDGsの目標達成に向けた取り組みとして、観光客に環境や地域資源への関心を楽しみながら高めてもらうことを目指している。
廃棄物アート展は、札幌から別府まで、日本各地の宿泊施設で開催される。訪れる人々は、その土地ならではの産業や工芸の裏側にある物語を、アートを通じて体感できる。普段は見過ごされがちな素材の可能性に気づき、サステナブルな未来への想像力を刺激する、新しい旅の楽しみ方が提案されている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000154394.html