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武蔵野大学の学生たち、手作りおもちゃで子どもの心をつかむ!全国コンテストで快挙

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報道発表
プレスリリースより

子どもの目線に立った創意工夫が光る手作りおもちゃが、全国規模のコンテストで高い評価を受けた。武蔵野大学教育学部幼児教育学科の学生11名が、「手作りおもちゃコンテスト2025」において優秀賞とベストプラクティスを受賞。全国115チームの中から選ばれた快挙だ。

受賞したのは、「くまちゃんチーム」と「まさぽんBチーム」。くまちゃんチームは、くまの形をした手先の運動ができるおもちゃで優秀賞を獲得。子どもが楽しく遊びながら指先を使えるよう工夫を凝らし、安全面にも細心の注意を払った。一方、まさぽんBチームは消防車をテーマにしたおもちゃでベストプラクティスを受賞。動くおもちゃの楽しさと安全性を両立させた点が高く評価された。

審査員長を務めたHOPPA社取締役社長の水口加緒里氏は、「どの作品も子どもの目線に立って丁寧に作られており、特に細部まで安全性に配慮されている点が素晴らしい」と絶賛。さらに、「子どもが"わくわく"しながら夢中になれる仕掛けが多く、見ている私たちまで楽しくなるおもちゃでした」と、学生たちの創造力を高く評価した。

今福理博准教授は、「授業や実習で学んだ『子どもの発達』の知識をもとに、子どもが遊びながら学ぶ姿を想像しつつ、試行錯誤を重ねて手作りおもちゃを製作しました」と、学生たちの努力を称えた。この経験は、将来保育の現場に立つ学生たちにとって、かけがえのない財産となるだろう。

武蔵野大学は2024年に創立100周年を迎え、世界初のウェルビーイング学部を開設するなど、常に先進的な教育を展開している。今回の受賞は、同大学の教育理念である「仏教精神を根幹とした人格教育」が、実践的な形で結実した証とも言えるだろう。

子どもたちの笑顔と成長を第一に考え、安全性と創造性を兼ね備えたおもちゃ作り。それは単なる遊び道具ではなく、子どもの未来を育む大切な教育ツールだ。武蔵野大学の学生たちが示した、この素晴らしい取り組みが、今後の保育・教育界に新たな風を吹き込むことを期待したい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000311.000067788.html