大阪・関西万博の感動再び!滋賀県ブースの光と映像の芸術が日本空間デザイン賞で金賞に輝く
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大阪・関西万博2025の余韻が冷めやらぬ中、驚きのニュースが飛び込んできた。半年間で約40万人を魅了した関西パビリオン滋賀県ブースの展示『K.L.V(キネティック・ライト・ビジョン)』が、権威ある日本空間デザイン賞2025のエンターテインメント空間部門で金賞を受賞したのだ。
この展示は、光のアーティスト松尾高弘氏と映画監督の岡太地氏がタッグを組んで生み出した、まさに光と映像の饗宴だった。450個もの光球が宙を舞い、曲面スクリーンに映し出される滋賀の風景と呼応する。来場者は、まるで琵琶湖の上を漂うかのような、幻想的な没入体験に酔いしれたという。
「映像が呼吸しているようだった」「琵琶湖の上を旅しているよう」といった感想が相次ぎ、上映後には自然と拍手が沸き起こったそうだ。この反響こそが、今回の受賞につながった大きな要因だろう。
映像を担当した岡太地監督は、「滋賀に来た人が旅を終えて離れた後に、胸にどんなイメージや情感が残っているか、をイメージしました」と語る。琵琶湖の幽玄さ、悠久の歴史、そして祭りや花火のクライマックスまで、滋賀の魅力を凝縮した映像表現に挑んだという。
技術面でも妥協はなかった。最新のREDカメラを駆使し、湖上の揺れるボートの上でも撮影を敢行。映画照明技師との協力で、濃密な色彩と光の表現を実現させた。
この受賞は、単なる展示の成功を超えた意味を持つ。映像と空間が融合し、観客自身が作品の一部となる新しい体験の可能性を示したのだ。今後、この革新的なアプローチが映画やドラマの世界にも波及していくかもしれない。
なお、さらなる栄誉となるKUKAN OF THE YEAR2025の発表は11月21日の贈賞式を待つことになる。大阪・関西万博の感動が、新たな形で再び私たちの心を揺さぶる日は近い。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000160803.html