衝撃の完結!累計190万部『犯人に告ぐ』シリーズ、20年の時を経て幕を閉じる
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警察小説の金字塔として知られる『犯人に告ぐ』シリーズが、ついに完結を迎えた。雫井脩介氏のデビュー25周年を記念する作品として、最新刊『犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目』が発売された。累計190万部を突破したこのシリーズは、20年の歳月をかけて読者を魅了し続けてきた。
第1作目は豊川悦司氏主演で映画化され、第7回大藪春彦賞を受賞。「週刊文春ミステリーベストテン」第1位、第2回本屋大賞にもノミネートされるなど、その評価は非常に高い。完結編となる最新刊は、読書メーター読みたい本ランキング単行本部門で週間1位を獲得するなど、早くも注目を集めている。
シリーズは、殺人、振り込め詐欺、誘拐ビジネス、裏金、闇バイト、SNS工作、総裁選暗殺未遂など、近年の犯罪史を凝縮した内容となっている。完結編では、警察の包囲網を逃れた天才詐欺師・淡野を追う神奈川県警の特別捜査官・巻島の活躍が描かれる。横浜へのIR誘致を巡る政界の闇に迫りながら、一連の事件の黒幕の正体に迫る展開は、読者を最後まで釘付けにするだろう。
発売を記念して、「犯人に告ぐ」特設サイトもオープンした。各巻のあらすじや書評、読者の声などが掲載されており、シリーズの世界観をより深く楽しむことができる。
雫井脩介氏は特設サイトオープンに際し、「シリーズを書き進めながら、事件がどう収束していくのかは、作者自身にも見えていませんでした」とコメント。前作まで端役だった人物が鍵を握ることに気づいた時、完結編の構想が動き出したという。
『犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目』は、双葉社から2025年10月22日に発売。定価2,420円(税込)。20年の歳月を経て完結を迎えたこのシリーズは、警察小説の新たな金字塔として、長く読者の記憶に残ることだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000848.000014531.html