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朝ドラ『ばけばけ』考察|小泉八雲夫妻と水木しげるに共通する生き方

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最終回を3月末に控え、物語も盛り上がりを見せているNHK連続テレビ小説『ばけばけ』。日本の怪談を素晴らしい文学作品へと再話した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻・セツをモデルにした作品というだけあって、現在視聴している本好きな方・怪談マニアの方なども多いのではないでしょうか。

今回は、作品のモデルとなった小泉八雲がどんな人だったのか・異界つながりで共通点も多い水木しげるとの関係性などを詳しく解説します。意外と多い小泉八雲・水木しげる関連公募も一挙大公開!

※掲載している情報は過去のものの場合があります。今年度の開催状況は、主催者サイトを随時ご確認ください。

小泉八雲ってどんな人? 功績は?

小泉八雲がどんな人だったのか見ていく前に、『ばけばけ』のあらすじと登場人物をおさらいしておきましょう。

舞台は明治時代。長く続いた江戸時代が終わり、変わりゆく時代に翻弄されつつもおかしみを忘れずに生きる人々を映した物語です。怪談が大好きな主人公・トキと、怪談の魅力にとりつかれ、やがてトキの夫となる外国人・ヘブンの日常を描いていきます。

このモデルとなった小泉八雲とセツは、皆さんが一度は聞いたことがあるであろう「耳なし芳一」「雪女」「ろくろ首」などの有名な怪談を世に送り出した夫婦として知られています。しかし、小泉八雲はドラマの中のヘブンと同じように、日本語が自由自在に使えるわけではありませんでした。

ですので2人は、「セツが怪談や民間伝承を読み聞かせ、それを頼りに八雲が物語にまとめ直す」という方法で多くの名作を作り上げていったのです。これまで口承説話として日本人の中で親しまれていたお話たちを再話し、世界に広めるきっかけとなったのは、まさに小泉八雲の大きな功績といえるでしょう。

そして、その功績はセツがいなければなしえないことだったのです。ドラマでは、彼らが残した素晴らしい功績もこれからきっと描かれるでしょう。

ちなみに、ドラマと史実の共通点は意外と多く存在します。ドラマではトキがヘブンの家に女中としてやってきますが、これも史実通り。モデルとなったセツも、トキと同じように怪談をはじめとした物語が好きでした。

また、ドラマで登場するあの少し不思議な日本語を、史実の2人も「ヘルンさん言葉」として使っていたんです。このように、史実と重ね合わせながらドラマを見ていくのも『ばけばけ』の楽しみ方の一つです!

水木しげるとのかかわりも深い!

こうして説明してきたように、小泉八雲は日本における怪談文化を作り上げた第一人者です。しかし、彼によく似た人物がもう一人存在することをご存知でしょうか。その名も水木しげる。「ゲゲゲの鬼太郎」などを通して、日本の妖怪文化を世界に広めた立役者です。

怪談も妖怪も、いわゆるホラーの枠組みに入る異界のお話。小泉八雲も水木しげるも幼少期からそんな世界に心惹きつけられていました。また、八雲は左目を失明・水木は左腕を欠損と、ハンディキャップを抱えているところも大きな共通点です。

ちなみに、水木しげるとその妻・武良布枝さんをモデルにした「ゲゲゲの女房」も2010年に朝ドラ化されているため、夫婦×朝ドラという視点でもこの2人は類似性があります。

こうした多くの共通点がある2人は、博物館の企画展や書籍などでもたびたびあわせて特集されています。もし『ばけばけ』に興味を持ったなら、水木しげるの作品に触れてみるとさらに世界が広がるかもしれません。

そこで役立つのが、公募! この2人の関連公募に挑戦してみることで、彼らが大切にしてきたポリシーや生き方を感じられるかもしれないからです。「でも、そんなにたくさん関連公募なんてないんじゃないの?」いえ、小泉八雲と水木しげるの公募、かなりあるんです。