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攻殻機動隊「タチコマ」が伝統工芸に!鍋島焼で蘇る思考戦車、世界限定50体で販売開始

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報道発表
©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会(プレスリリースより)

グローバルIP磁器ブランド「YOYOYO™」が、アニメ『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズに登場する思考戦車「タチコマ」を題材にした磁器クラフト作品「攻殻機動隊 タチコマ鍋島焼」を2026年1月30日より販売する。本作は、2025年に350周年を迎えた鍋島焼の畑萬陶苑と、革新的なデザインで知られる肥前吉田焼の224porcelainという佐賀県を代表する2つの窯元が初めて共創した、伝統と革新が融合する作品となっている。

販売は虎ノ門ヒルズで開催される「攻殻機動隊展」会場にて5体を先行販売し、同日日本時間12時よりグローバルオンライン販売を開始する。全世界限定50体という希少性の高い作品だ。価格は77万円(税込・送料込)で、本体、証明書、台座、木箱がセットになっている。

本プロジェクトの最大の特徴は、単なる造形の再現ではなく、焼き物にどこまで魂を宿すことができるかへの挑戦である点だ。タチコマの特徴的なフォルムを細部まで磁器で再現するため、一から3Dモデルを設計している。磁器は焼成で縮み、歪み、わずかな厚みの差で破損にもつながるため、デジタル造形の精密さと焼き物特有の変化を読み込む経験値の両方が欠かせない。型のパーツ数は56個、データ製作とCNC切削は計450時間を超え、手作業による接着は49か所にも及ぶという。

素材には熊本県天草地方で採掘される高品質の天然陶土を使用し、最終的な仕上がりの白い肌合は硬く丈夫でありながら、きめ細やかで光を通すような美しさを放つ。鍋島焼の絵付けは工程の中でも最も繊細で、面相筆による線描きと濃み筆による色の塗り重ねによって立体的な奥行きを生み出している。青海波、牡丹、藤といった伝統文様をひとつひとつ丁寧に描き、磁器の中に豊かな自然とあたたかみのある命の色を宿した。

畑萬陶苑の代表取締役社長である畑石修嗣氏は、「将軍家献上品として磨かれた鍋島焼の神髄は極めて精緻な手仕事にある」とコメントしており、224porcelainの代表である辻諭氏は「互いの持てる技術が結実した、まさに世界に誇れる作品ができた」と自信を示している。本作はサイズがW14cm×D16cm×H13.5cmで、伝統工芸とポップカルチャーの融合を体現する新たな価値を提示する作品となっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000091433.html