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角田光代の新作『ゆうべの食卓』が文庫化!食卓を囲む記憶を描く心温まる短編集

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報道発表
プレスリリースより

株式会社新潮社は、直木賞作家・角田光代氏による短編集『ゆうべの食卓』を新潮文庫として2026年1月28日に発売した。本作は2020年6月から約二年半にわたり、雑誌「オレンジページ」で連載されていた作品を文庫化したものである。

本作の特徴は、ストーリーを上下に分け、3か月同じ人物の話を書くという挑戦的な連載形式で執筆された点にある。"食卓"という日常の一場面に焦点を当てることで、平凡に見える日々がいかにかけがえのないものであるかを読者に伝える内容となっている。

物語には、彼女との別れがきっかけでできたお弁当仲間、ひとり暮らしを始めた娘に母が伝授するグラタンのレシピ、スイミングの帰り道にコンビニのおでんを分け合った思い出、夫の前妻が残していったレシピブックなど、食を通じた人と人との繋がりが描かれている。家族や恋人、友人との関係は永遠には続かないが、ともに食卓を囲んだ記憶は色褪せることなく心に残り続けるというメッセージが込められた作品だ。

角田光代氏は1967年神奈川県生まれ。1990年に「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞してデビューし、2005年には『対岸の彼女』で直木賞を受賞した。その他にも『八日目の蝉』『紙の月』『源氏物語』訳など数々の作品で文学賞を受賞している実力派作家である。

『ゆうべの食卓』は文庫版で定価693円(税込)。料理を通じて大切な人とのかけがえのない時間を綴った、おなかも心も満たされる一冊となっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002636.000047877.html