第46回日本SF大賞が決定!『伊藤典夫評論集成』が大賞、『ガンダムGクアクス』が特別賞を受賞


一般社団法人日本SF作家クラブは、第46回日本SF大賞の受賞作品を発表した。2026年2月1日にZoomで行われた選考会の結果、大賞には『伊藤典夫評論集成』(国書刊行会)が選ばれた。
大賞を受賞した伊藤典夫氏は、1942年静岡県生まれのSF翻訳界の巨匠である。1962年にSFマガジンでリチャード・マシスンの翻訳作品が掲載されて以来、アーサー・C・クラーク『2001年宇宙の旅』やカート・ヴォネガット・ジュニア『スローターハウス5』など、数々の名作を日本に紹介してきた。星雲賞海外短編部門では計10回の受賞を誇り、日本のSF文化の発展に多大な貢献を果たしている。
特別賞には、スタジオカラーとバンダイナムコフィルムワークスSUNRISE Studioが制作した『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』が選出された。鶴巻和哉監督、榎戸洋司シリーズ構成による本作は、ガンダムシリーズの新たな挑戦として高く評価された形だ。
また、功績賞には作家・評論家・翻訳家として活躍した故・紀田順一郎氏が選ばれた。第46回日本SF大賞は、2024年9月1日から2025年8月31日までに発表されたSF作品を対象に選考が行われ、大森望、北原尚彦、図子慧、林譲治、ひかわ玲子の各氏が選考委員を務めた。
大賞受賞作には賞状とトロフィー、副賞として賞金100万円が贈られる。贈賞式は2026年4月11日に代官山蔦屋書店で開催されるイベント「SFカーニバル」内で行われ、日本SF作家クラブ公式YouTubeでオンライン配信される予定となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000073686.html