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安楽死をテーマにした小説集が発売、社会問題に切り込む5編を収録

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小説
報道発表

近未来の日本で安楽死が合法化された世界を描く

蘭野みゆう氏による小説集『レクイエス・エテルナ 永遠のやすらぎ』が2024年7月17日にパレードから発売された。表題作を含む中掌編小説4編を収録し、社会問題や個人が抱える生きづらさにユニークなスタイルで切り込んだ作品集となっている。

安楽死をめぐる家族の葛藤を描く表題作

表題作では、近未来の日本で安楽死が合法化された設定のもと、野上家の家族とその友人たちが安楽死をめぐってそれぞれの意見を語り合う。主人公の「私」と妹のタミーは、両親から安楽死の手続きを済ませたことを知らされる。父は膵臓癌がわかってから強く安楽死を望むようになり、生前葬のようなパーティーで関係者が忌憚なく思いを披露していく。著者は23年前に執筆したこの作品を、最近の情報を踏まえて部分的に加筆した。

多様なテーマを扱う4つの収録作品

他の収録作品として、ワンオペ育児中の女性を主人公にした「疲れた首にミミズを飼う」、引きこもりの妹に兄が語りかける「するめちゃん」、恋愛を通じて精神状態の悩みと向き合う「僕の恋人は薔薇の香りのおならをする」、独り暮らしの高齢女性の日常を描いた「袖は片敷く」の4編が含まれる。これらは14年から9年前に執筆された作品だ。書籍は四六判並製288ページで、価格は1400円プラス税となっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000408.000046294.html