新宿区に障がい者が活躍するカフェ開設、官民連携で持続可能な共創の場を実現


官民連携で障がい者の就労支援を実現
KADOKAWAと特例子会社の角川クラフトは、東京都新宿区および社会福祉法人滝乃川学園と連携し、地域との共創の場「世界樹カフェ&ギャラリー」を2026年1月下旬より開設する。障がい者がプロフェッショナルとして働く仕組みを、行政や福祉施設との連携を通じて地域社会へ展開する取り組みだ。
「世界樹カフェ&ギャラリー」の特徴とは
施設は滝乃川学園が運営するグループホーム「滝乃川学園ともいろ」に併設される地域交流棟に設けられる。従業員の多くが障がいのある方々で構成され、焙煎士やバリスタなどの専門技術や接客スキルを習得したプロフェッショナルとして活躍する場となる。1階のカフェ店舗では、厳選されたスペシャリティー生豆を焙煎したこだわりのコーヒーを提供。広島発の「メリーベーグル」監修による東日本初の製造販売拠点としても展開される予定だ。地下1階の多目的スペースでは、アール・ブリュット作品に触れられるギャラリーを展開する。
障がい者雇用率引き上げに対応する新モデル
民間企業の障がい者法定雇用率は現在2.5パーセント、令和8年7月以降は2.7パーセントとなる。障がいのある方がその能力を十分に活かせる就労機会は依然として限定的で、地域社会との接点創出が求められている。本プロジェクトでは、福祉的支援の枠組みを超え、事業性と社会的価値の両立を追求できる自立した就労モデルを目指している。
135年の歴史を持つ滝乃川学園との連携
社会福祉法人滝乃川学園は1891年に創立された日本で最初の知的障害児者のための社会福祉施設である。理事長の谷正行氏は、135年培ってきた知見を活かし、地域に密着した新しい場を築きたいとコメント。ギャラリーは障がいのある方の得意なことが発揮される場として活用される見込みだ。新宿区長の吉住健一氏は、障がい者と普通に接する機会が当たり前の日常になることへの期待を示している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000018648.000007006.html