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関西大学が産学連携でSDGs志向のアルコール飲料を開発

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報道発表
プレスリリースより

学部を越えた連携で若者向けアルコール飲料が誕生

関西大学商学部の西岡健一ゼミと社会学部の池内裕美ゼミが、伊藤忠食品株式会社、株式会社ライフコーポレーションと協力し、SDGsを志向したアルコール飲料の開発に取り組んだ。クラフトビール「Beerletter(ビアレター)」と缶チューハイ「トトノワール」の2種類が商品化され、店頭販売イベントでは合計912本を販売する成果を上げている。

食品ロス削減と若年層の酒類消費促進を目指す

日本における食品ロス問題や、健康志向の高まりを背景に若年層の酒類消費が減少傾向にあることを踏まえ、学部の垣根を越えた協力体制が構築された。それぞれの学部の強みを活かして6種類の飲料を提案し、コンペティションを経て2種類の商品が採用される形となった。規格外食品を使用したサスティナブル酒類開発と若年層の酒類購入率向上を目指している。

コト消費とレトロブームを取り入れた商品設計

「Beerletter」は「コト消費」に着目し、体験的価値を重視したクラフトビールだ。パッケージにメッセージを添えて贈れる設計とし、苦みが苦手な方でも楽しめる苦さ控えめのIPAを採用した。容量は350ml、価格は398円(税込437円)、度数は5%となっている。

一方の「トトノワール」は、リンゴ果汁を使用して昔ながらのフルーツ牛乳の味わいを再現した缶チューハイである。「風呂上がり」と飲用シーンをあえて限定し、フルーツ牛乳瓶を基にした懐かしさを感じさせるパッケージデザインで若者のレトロブームを取り入れた。容量は350ml、価格は138円(税込151円)、度数は3%だ。

心理学の知見を活かした販売戦略を展開

消費者心理学の知見を活かし、SNS上でPR動画や広告を制作したほか、1月10日と11日にはセントラルスクエア西宮原店で店頭販売イベントを実施した。Beerletterでは物語構造と共感を喚起する「物語広告」を採用し、店頭では「想いが積もるポスト」という企画を展開している。トトノワールでは情報をあえて限定するティーザー広告を採用し、銭湯をイメージしたブースを設置した。

店頭販売イベントでのBeerletterの販売実績は計431本、トトノワールは計481本となり、ターゲットとしていた若年層からの購入率が高い結果を得られた。商学部のマーケティングの知見と社会学部の消費者心理学の知見を組み合わせることで、SDGsを推進しながら産業界の発展に貢献する取り組みとなっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000264.000013058.html